成分名 |
値 |
エネルギー |
149kcal |
水分 |
74g |
タンパク質 |
16.4g |
脂質 |
8.5g |
灰分 |
1.1g |
無
機
質 |
カルシウム |
41mg |
リン |
160mg |
鉄 |
0.5mg |
ナトリウム |
190mg |
カリウム |
280mg |
マグネシウム |
30mg |
亜鉛 |
0.8mg |
ビ
タ
ミ
ン |
ビタミンA |
190μg |
ビタミンB1 |
0.04mg |
ビタミンB2 |
0.19mg |
ビタミンC |
1mg |
ビタミンD |
2μg |
コレステロール |
57mg |
※科学技術庁資源調査会編
「五訂 日本食品標準成分表」より転載
可食部100g当たりの値を示します |
イボダイ:疣鯛 |
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標準和名 |
イボダイ
(スズキ目イボダイ科イボダイ属) |
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別名 |
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地方名 |
ウボゼ(関西、大阪、和歌山)
エボダイ(東京、静岡)
クラゲウオ(広島、兵庫、有明)
バカ(高知、愛媛)
コタ・コタイ(鹿児島) |
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英名 |
Butter fish
Japanese butterfish
Melon seed
Wart perch |
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学名 |
Psenopsis anomala (Temminck et Schlegel) |
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解説 |
胸びれの下にある小さな突起や背中の模様が疣のようだから付いた名である。昔はこのイボダイやマナガツオなどを、背が曲がっているように見えるところから「姥背」と呼んでいた。体表から多くの粘液を出すので、煮付けなどにはあまり向かず、塩焼きや一塩の日干しにすると美味。 |
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分布領域 |
北海道以南の日本各地、朝鮮半島南部、東シナ海に生息する。瀬戸内海東部に生息する群は、紀伊半島沖合低層部で越冬した後、春季に紀伊水道南部に来遊する経路での産卵回遊を行う。東シナ海に生息する群は、冬季に台湾北部で越冬した後、春から夏にかけて大陸に接近し産卵行動を行う。 |
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生鮮・加工法 |
生鮮ものとしての利用より加工されることのほうが多い。一般に、一塩にしたり、干物にして、生・冷凍処理されて出回る。焼物・煮物などの惣菜用や、給食などの食材に、また、ごく小さいものは練り製品の原料にもまわされる。 |
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主な食べ方 |
秋が食べ頃。新鮮なものは刺身になる。白身で、焼いて食べる料理に適している。小振りのものは開きや干物として利用される。唐揚げにしてもよい。 |
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出展:株式会社エヌ・ティー・エス発行
現代おさかな事典〜漁場から食卓まで〜 |