成分名 |
値 |
エネルギー |
312kcal |
水分 |
19.4g |
タンパク質 |
64.9g |
脂質 |
4g |
灰分 |
11.6g |
無
機
質 |
カルシウム |
2000mg |
リン |
1200mg |
鉄 |
3.2mg |
ナトリウム |
1200mg |
カリウム |
1200mg |
マグネシウム |
310mg |
亜鉛 |
4.9mg |
ビ
タ
ミ
ン |
ビタミンA |
0μg |
ビタミンB1 |
0.17mg |
ビタミンB2 |
0.15mg |
ビタミンC |
0mg |
ビタミンD |
0μg |
コレステロール |
700mg |
※科学技術庁資源調査会編
「五訂 日本食品標準成分表」より転載
可食部100g当たりの値を示します |
サクラエビ:桜蝦 |
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標準和名 |
サクラエビ
(エビ目サクラエビ科サクラエビ属) |
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別名 |
ヒカリエビ |
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地方名 |
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英名 |
Sakura shrimp
Spotted shrimp |
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学名 |
Sergia lucens Hansen |
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解説 |
生きているサクラエビの体は透明で、そこに赤色素胞が散在している。ゆでられると不透明となり、体色は桜色となる。名前の由名は、この体色からといわれている。また、桜の咲く季節に獲れるからともいわれる。素干しや釜揚げしたものを干したえびは合成着色料の赤色102号で色付けされているため、さらに鮮やかな朱色を呈している。中華料理の食材としてもよく使われる。また、塩辛は白菜のキムチ漬けの調味料として欠かせない。 |
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分布領域 |
東京湾、相模湾、駿河湾、そして台湾の東港沖にも分布する |
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生鮮・加工法 |
生鮮利用向けには釜揚げしたものや生干しなどが取り扱われるが、主に干製品、乾製品、調味加工品、下処理加工などの加工原料にされる。店頭では、生食用には釜揚げしたもの、生干し、煮干しなどが食材として並ぶ。調理加工したものは惣菜として扱われる。塩蔵品の塩辛にされるほか、かまぼこ、すり身などの練り製品、かき揚げなどの惣菜や、菓子、珍味などに添加される。静岡県名産の干しえびには素干しと煮干しがある。お好み焼きやたこ焼きに使われたり、中華料理にも欠かせない。釣餌用にも利用される。 |
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主な食べ方 |
生鮮ものは春先が旬。生えびや釜揚げにしたものを、酢醤油やわさび醤油で食べる。大根おろしを添えると一層風味が増す。みつばなどと一緒にかき揚げにすると、とても美味である。生干し、干しえびも同様で、汁物やお好み焼きなどに加えてもよい。炒め物に使ったり、甘辛く煮付けると副菜になる。 |
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出展:株式会社エヌ・ティー・エス発行
現代おさかな事典〜漁場から食卓まで〜 |