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成分名
エネルギー 262kcal
水分 63.9g
タンパク質 13.6g
脂質 21.7g
灰分 0.8g


カルシウム 32mg
リン 130mg
0.3mg
ナトリウム 75mg
カリウム 250mg
マグネシウム 32mg
亜鉛 0.4mg



ビタミンA 130μg
ビタミンB1 0.03mg
ビタミンB2 0.07mg
ビタミンC 2mg
ビタミンD 4μg
コレステロール 74mg

※科学技術庁資源調査会編
「五訂 日本食品標準成分表」より転載
可食部100g当たりの値を示します
キチジ:吉次・喜知次
標準和名 キチジ
(カサゴ目フサカサゴ科キチジ属)
別名  
地方名 キンキ・キンキン(東北)
アカジ(北関東)
英名 KIchiji rockfish
Big hand thornyhead
学名 Sebastolobus macrochir
(Gunther)
解説
名前は体色が黄みがかった赤色(血色)であることに由来するという説や、体色が朱赤色でめでたい吉兆であるという意味からキチジと呼ばれたという説がある。いずれにしろ鮮やかな体色から名付けられたと考えられる。遊魚で、専門に狙うことは少ない。
分布領域
樺太、千島列島南部、北海道オホーツク海沿岸から駿河湾までの太平洋に分布する。北海道や三陸地方に多く、日本海側にはいないようである。
生鮮・加工法 近海ものはほとんど鮮魚利用。一部は一夜干し、開き干しなどの干物製品にするほか、粕漬け、味噌漬けなどのにもする。小さいものは練り製品の加工用にまわる。
生鮮・加工法
スーパーや量販店では1kgくらいのものが人気がある。鮮魚利用がほとんどで、練り製品などの加工原料になることは少ない。大きなものは切り身にして、粕漬けや味噌漬けなどに加工される。300〜500gくらいのものは、開いて干したり、漬けたりする。
主な食べ方
旬は冬。産卵前のものがよい。肉は白身で煮付け、塩焼きに適しており、とくに肝臓が旨い。鍋物やブイヤベースの具としてもよい。一夜干し、開き干しは焼く。大根おろしを添えて供するとよい。

出展:株式会社エヌ・ティー・エス発行
   現代おさかな事典〜漁場から食卓まで〜

 

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