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成分名
エネルギー 84kcal
水分 83g
タンパク質 11.8g
脂質 3.5g
灰分 1.5g


カルシウム 14mg
リン 170mg
0.8mg
ナトリウム 270mg
カリウム 290mg
マグネシウム 39mg
亜鉛 1.3mg



ビタミンA 3000μg
ビタミンB1 0.19mg
ビタミンB2 0.27mg
ビタミンC 5mg
ビタミンD 0μg
コレステロール 240mg

※科学技術庁資源調査会編
「五訂 日本食品標準成分表」より転載
可食部100g当たりの値を示します
ホタルイカ:蛍烏賊
標準和名

ホタルイカ
(ツツイカ目ホタルイカモドキ科ニセホタルイカ属)

別名  
地方名 マツイカ(富山)
英名 Firefly squid
学名 Watasenia scintillans(Berry)
解説
体中にホタルのように発光する器官を持つことから付いた名前。周りが明るくて見えないが、昼間も発光している。というより、正確にいえば、普通は昼間に発光していて、夜は消灯している。明かりを夜に点けなくてどうすると思われるかもしれないが、腹面にある発光器は、普段は明るい海面に溶け込むためのカムフラージュの役目をしており、自らの姿を目立たせるためにあるのではない。捕食者が下から見上げた場合、上から降ってくる太陽光にまぎれてその姿が見えにくくなってしまうのである。このような腹面の発光器は、ホタルイカだけではなく、他の深海性のイカ類やハダカイワシやホウライエソなど多くの深海魚やオキアミなどの甲殻類も備えている。また、発光には背景に溶け込む効果のほか、仲間同士のコミュニケーションに用いられていると考えられるし、第四腕の先端のとくに強い光を放つ発光器は、外敵に対する目眩ましになると思われる。
日本沿岸のホタルイカの分布域は広いが、富山湾はホタルイカの大集群海域で、観光資源としても大切な役割を果たしている。
分布領域
日本海全域と北海道から土佐湾までの太平洋沿岸に生息する。
生鮮・加工法
生鮮利用向けには、生のものよりボイルされたもののほうが多く流通する。また、飲食店向けには、活けもの出荷が増えてきている。そのほか、惣菜や調味加工品用の原料になる。店頭では、生のものや、ボイルしたもの、調理加工されたものが多い。素干し、みりん干し、串焼き、佃煮、塩辛などの調味加工品になる。
主な食べ方
春から夏にかけてが旬。小型のイカで火を通しすぎると身がくずれるので、さっとゆであげたり、軽く炒ったものを好みで辛子味噌、酢味噌、わさび醤油などで食べる。火を通さず生のまま食べたり、しゃぶしゃぶ、天ぷら、唐揚げにしたり、串焼き、煮付けにしてもよい。ごく新鮮なもので自家製の沖漬けや塩辛、黒造りにすると旨い。ゆでたものは、季節の野菜や山菜と合わせて和え物にしたり、椀種などにする。

出展:株式会社エヌ・ティー・エス発行
   現代おさかな事典〜漁場から食卓まで〜

 

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