料理家:大庭英子さん コメント
1コ1コになっているから、使いたい数だけ使えていいよね。
ホタテのソテーをおいしく仕上げるには、表面をかりっと焼いて中はやや生っぽく。火を通しすぎるとパサパサになるでしょ。イタリアンフリットもホタテを2枚にスライスしてさっと揚げました。ホタテをじっくり揚げると中の水分が出て衣がはがれやすくなるし、身も固くなるから、やっと火がはいる位の揚げ方が絶対おいしいと思う。みんな心配して揚げすぎ。冷やし合わせでは夏だから、つるんとした喉ごしがいいと思い、ホタテをスライスし片栗粉をまぶして茹でました。食べ方は、ワサビ醤油でお刺身のような感覚で。和風ドレッシングでも合います。炊き込みごはんのホタテは一緒に炊き込んでもいいのですが、今回は表面を焼いて切って、炊きあがりにまぜました。夏だから塩味でさっぱりとさせてます。揚げ春巻きはね、生春巻き用のライスペーパーで巻いて揚げてます。春巻きの皮がない時は、ひら湯葉で巻いて揚げてもいい。ホタテは生春巻きより揚げた方が絶対合うと思う。トーチ風味炒めはお茄子を中途半端に炒めるより、高温でさっと揚げた方が油っぽくならないの。ホタテはふっくらする程度に炒めてますが。トーチが入っているので醤油でもいいのですがお茄子の色がきれいだったので塩味にして、唐辛子もきかせてます。ホタテの貝柱は処理がいらないかららくちんですよね。骨も皮もないし。ウチは冷凍だったらいつも冷凍庫に入っているの。1コ1コになっているから、使いたい数だけ使えていいわよね。おろす必要もないしね。
料理家:大庭英子(おおばえいこ)さん プロフィール
料理研究家。料理の基本を踏まえながら、身近な材料を使って作る数々の料理は、和食、洋食、中華の枠にとどまらず、幅広い。新聞、雑誌、単行本と、各方面で活躍中。 |