私がタイの屋台でも心引かれるものに様々な練り物や、ソーセージなどを串焼きにしたものを売る屋台があって、こうした屋台は遊園地の前や動物園の前に出ていることが多く、多分日本で言う子供たち相手にとうもろこし売る感覚かな?
勿論子供たちだけの特権でなんてあるはずもなく、いい大人がこれまた嬉しそうにナムチムと呼ばれる様々なたれにつけて食べる。
あぁ羨ましい!!日本では、大の大人が串刺しの練り物団子なんかを立ち食いしていたら、みっともないとか、言われるのが落ちだが、韓国でもタイでも皆堂々と自分の食欲に率直にお答えになっているのだ。
というような事を、タイ在住の姉に言ったところ「でも、タイのすり身より日本の魚のすり身は美味しいんだから、日本のすり身で作ったら直美味しいだろう!」と言った。
食文化の違いも、すり身の違いも、お互いにないものねだりなのである。
塩川 純佳
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