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札幌市中央区、中央卸売市場裏手仲通りにある「鮨処 菊水」。近くに中央卸売市場、場外市場などがあることから、この辺りは1年を通じて観光客で賑わうエリアだ。 店主の小笠原春夫さんは「北海道に来る方の多くは、新鮮な魚介をより安価に食べられることを期待していらっしゃるので、その期待にできる限り応えたいんです」と語る。約50年前の開店当初(先代)は魚屋からスタートし、客も市場関係者が大半だったことから魚の仕入れの良さは折り紙つき。驚くのは丼ものの安さだ。ボタンエビ、カニ、ウニ、イクラなど15種類の魚介がふんだんに盛られた「菊水丼」が3800円。ウニ・イクラ丼で3500円という大盤振る舞い。なかなかこの価格でこの内容をいただける店はないだろう。 ニシンを食べるなら春。夏は積丹半島のウニやイカ。冬は厚岸(あっけし)の牡蠣など季節ごとのネタで楽しませてくれる。 同じ通りの3軒先には小笠原さんの妻が営む食堂「お食事処 菊水食堂」があり、ここでは焼き魚定食や煮魚定食などがいただける。 |
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数の子とニシンの押し鮨(¥1,200) 酢締めニシンと数の子を合わせている贅沢な一品 |
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数の子とニシンのなめろう(¥800) |
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数の子(¥2,000) 出汁に1日漬けこんで。海苔に巻いても格別 |
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4代目店主の小笠原春夫さん |
[店情報]鮨処 菊水 |
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