料理研究家 飛田和緒さん



ルッコラなどのハーブ野菜やプチトマト、カラーピーマンなどのカラフル野菜とマグロのマリネを合わせます。
■材料(4人分)
マグロ・・・・・1さく
ルッコラ・・・・適量
ディル・・・・・適量
マスタードリーフ(ハーブ系のお野菜)
カラーピーマン・・・・・適量
オリーブオイル・・・・・大さじ3
胡椒・・・・・・・・・・少々
醤油・・・・・・・・・・大さじ2
ニンニク(すり下ろしたもの)半かけ
■作り方
1.マグロを一口サイズの角切りにし、オリーブオイル、胡椒少々、お醤油、ニンニクのすり下ろしたものであえて、15分くらい冷蔵庫で寝かせます。(お好みで、マスタード、辛子をいれても美味しいです。)
2.お皿にマグロと食べやすい大きさにしたお野菜を彩りよく盛りつけて出来上がりです。お野菜には、レタス、クレソン、紫タマネギや香りのあるセロリ、三つ葉、紫蘇などを使用しても美味しいです。


醤油でなく天然塩をつけていただきます。マグロは生でもさっと炙っても。
■材料(10個分)
マグロ(薄切り)・・・10枚
すし飯・・・お茶碗3杯分
おろしわさび・・・適量
自然塩・・・・適量
■作り方
1.俵のおむすびの小振り版を握る感覚で、すし飯をにぎります。
2.マグロをのせてから、2回くらいキュッキュッと握り形を整えます。
3.塩とワサビを盛りつけて出来上がり。


柚子おろしをたっぷり用意して、ピリリと大人のステーキです。
■材料(2人分)
マグロ・・・・・1さく
大根おろし・・・5cm位
柚子胡椒・・・・少々
水菜・・・・・・適量
下味の材料
サラダオイル・・大さじ1
醤油・・・・・・大さじ1
ナンプラー・・・大さじ1
■作り方
1.サラダオイル、醤油、ナンプラーにマグロを浸けて、ときどきかえしながら30分位つけてマグロに下味をつけます。
2.これを、網焼きもしくはグリルパン、なければフライパンにオイルなしで両面をサッと焼きます。
3.3〜4cmにざっくりきった水菜をお皿に敷き、マグロのステーキを盛りつけます。
4.最後に、大根おろしに柚胡椒を混ぜてステーキの上に添えます。柚胡椒の代わりにお好みで一味唐辛子をかけても美味しいです。
撮影=菅原史子



 マグロは、大好きな素材ですね。家でも使いますし、お寿司やさんにもよく食べに行きます。今回のこの中島水産のマグロは、脂がのっていて、美味しい素材でした。意識として、トロは凝った調理をしてしまうともったいないと思いましたので、素材をいかして、手ごろなアレンジにしました。サクで買うと、切り方を変えられてアレンジしやすいので楽しいですね。あと、マグロっていうと和風なイメージがあるけれど、オイルと合わせたりして、お肉と思って使っていただくと、お料理の幅がひろがっていきますよ。
 マグロには、醤油はもちろん合いますが、ケッパー、オリーブみたいな洋風つけものの味もとっても合いますね。和風なら醤油だけでなく、梅ぼしや味噌なんかも使えます。あと、今回の「マグロのステーキ」でも使ったナンプラーも醤油と割ると風味が良くなりますよね。私は、マグロもナンプラーも好きなんです。料理をつくる時のヒントとしては、自分が好きなもの同士を合わせると上手くいきますよ。
 あと家でお魚を調理するにあたってのポイントは、魚屋さんと仲良くなって、自分の好きなように魚をカットしてもらうといいですね。
飛田和緒◎雑誌等で活躍中の人気料理家。映画・テレビの食事シーンの料理も手掛ける。著書に「おいしいっていわれる くどき料理」(講談社)「幸せになれるレシピ」(主婦の友社)「Weekdayの朝ごはん」(幻冬舎)等。

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