明石と言えば「鯛、たこ、穴子」が有名。貞楽なら当然、全部味わわせてくれるが、旬の真だこから始めてほしい。食感は明石流で。昼網で揚がった鮮度重視の引き締まった身をぜひ。また、明石の魚はいかなごを食べ、たこはエビやカニ等を食べて育っているので味は保証付き。さらに、個性も味も熟知している大将が、ベストな食し方を提供してくれる。ここなら、きっとオリジナルな明石の食を堪能できるはず。
おつまみの盛り合わせ(日替わり)
その日の入荷内容で変更。この日は左から、あぶらめ(あいなめ)の南蛮漬け、鯛の子の煮付け、あわびのやわらか煮、たこの子の煮付け、さつまいもの甘煮。
明石だこの寿司
甘ダレで食べるのが明石流。
明石だこのぶつ切り
明石の魚は「活かってる」のが好まれる。そのコリコリっとした食感はたまりません。
こだこの煮付け
6月上旬から揚がる麦わらだこを繊細な味で煮付けた一品。
どびんの梅肉添え
どびん=たこの頭(本当は胴体)をボイルしたものを梅肉で。歯ざわりが独特。メニューにはないがリクエスト可かも。
70年変わらぬ味を届ける貞楽
3代目の大西伸和さん。

[店情報]
明石市本町1丁目1-5 tel.078-911-8051
時間:11:30-14:00、17:00-ネタ切れまで
定休日:火・第3水曜日

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撮影=菊池陽一郎
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